ダイエットや腰痛を緩和させるために、骨盤矯正の運動を始めようとしている方は、まずはあなたの骨盤が歪んでいるのかをチェックしてみましょう。
それでは最初に、何も敷いていない床に仰向けになって、両足に力が入らない状態でそろえてみましょう。
歪みがなければ、自然とかかとがくっつき、高さが同じになっています。
また、つま先が自然と外側へ開いているかも確認してください。
次に、仰向けになって、肩幅程度に足を開いた状態で、もっとも骨盤の高い位置と床の高さを測ります。
歪んでいる場合は、左右の高さが違ってきます。
また、正座の状態で、肋骨から骨盤までの左右の長さを比べてみてください。
大きな差があれば、骨盤が歪んでいるということです。
そんなに差がない人でも、仰向けの体勢から、腹筋だけを使って起き上がれない人は、腹筋が弱っています。
そうなると、骨盤が開いていたり、内臓が下がっていたりするかもしれません。
また、四角いおしりやぺっちゃんこのおしりの人も、骨盤が歪んでいる可能性があります。
それでは、自分の骨盤が歪んでいるか、簡単にできるチェック方法を挙げていきますので、確認してみてください。
・いつも同じ方にネックレスがずれる。
・靴底の外がすり減っていたり、左右で減り方が違ったりする。
・ウエストのくびれている部分の高さが、左右で違う。
・スカートの中心が、いつもずれている。
・いすに座るとき、足を組む癖がある。
・正座やあぐらをかきづらい。
・寝相が悪かったり、仰向けで寝ることができなかったりする。
・腕の長さが、左右で違う。
・猫背である。
・ブラジャーなどの肩ひもがすぐずれたり、左右どちらかの肩が下がっていたりする。
このようなことに思い当たれば、あなたの骨盤は歪んでいたり、開いていたり、ずれていたりする可能性があります。
骨盤矯正体操やヨガ、ピラティスなどを行なって、骨盤の歪みを矯正しましょう。